まずは車検の更新とは何かやその必要性を説明します

新車から数えて3年目、それ以降は2年ごとに車検を受けることが義務付けられています。これはクルマを安全に乗り続けていくために国が定めたものです。もし決められた通りに更新せず、そのクルマに乗り続けていたところを警察に見つかったら、12点のキップが切られ、免許停止90日間が言い渡されます。さらに禁固刑もしくは罰金の刑事罰も受けることにもなります。クルマは機械ですからいつ故障が発生するかわかりません。そしてその故障が原因で大きな問題に発展する危険もあります。人の生死にかかわるような問題となったなら本当に取り返しが付きません。だから、更新日を忘れないで、いつも覚えておくことが大切です。更新日が近づいたら、クルマを購入したディーラーや普段利用している整備工場などから連絡が入るので忘れることはないでしょう。

時間の検査まで安心して乗るために

車検で点検される項目はエンジン関係、ブレーキ関係、足回り関係など重要な項目がすべて含まれています。検査の合否は検査する日に問題がなければ合格します。しかし、重要なのは検査後も安心して乗ることができるかどうかです。そのため通常、ディーラーや自動車整備工場では次の車検までもちそうにない部品は早めの交換をすすめてきます。部品交換が多くなればなるほど費用は高くなるので辛いところですが、安全のためには仕方がありません。ただ、一度主だった消耗部品を交換すると、次回、あるいはその次の整備点検でも無交換でいけるかもしれません。つまり、費用が安くなるということです。長い目で見れば、いつかは交換しなければならないものだと割り切って、安全のために早めの交換をするのだと考えると良いでしょう。

買い替えのタイミングを考えたとき

車検の時期に合わせてクルマの買い替えを考える人が少なくありません。バブルのころなどは3年ごとにクルマを買い替える人もたくさんいました。しかし、3年目の整備点検ではほとんど部品交換はありませんから、費用も法定費用以外わずかしか発生しません。部品交換がいろいろ出てくるのは、2回目あるいは3回目ころです。そのため、その頃まで乗り続けた方が経済的です。また、一台のクルマを大切にして、できるだけ長く乗りつづけたいと考えているのなら、整備点検にはしっかりお金と手間をかけることが大切です。きちんと整備さえすれば、20万キロ走行することも決して難しいことではありません。長く乗り続けるほど、そのクルマに対する愛着が深まり、ますます手放せなくなっていくことでしょう。